自動車整備士に年齢制限は存在する?資格取得方法について


「自動車整備士に転職したいけれど年齢制限があるか気になる。」


職種によっては年齢制限が設けられていることもあり、そうした疑問を持たれている方もいらっしゃるかと思います。


実際に整備士になるのに年齢は関係あるのでしょうか。


今回は自動車整備士の年齢制限や、整備士になる方法について解説していきます。


自動車整備士になるのに年齢制限はある?



自動車整備士は専門学校や短大へ進学してから目指すケースが一般的であり、年齢制限があるように思えるかもしれません。


しかし、自動車整備士の資格試験を受験するにあたって年齢制限はありません。


こうしたことから、30代以降でも新たなキャリアチャレンジとして自動車整備士を選択肢に入れることができます。


現在自動車整備士の需要は多く、人手不足の状態が続いています。


自動車整備士の受験資格さえ満たしておけば、何歳の人でも挑戦するチャンスがあります。

自動車整備士は社会人からでも目指せる?

もちろん、社会人からでも自動車整備士として転職に成功している人もいます。


自動車整備士の仕事はチームワークが重視されたり、お客様とのコミュニケーションが求められたりと、異業種で培ったノウハウが活かせる機会が多いです。


そのため、たとえ未経験であったとしても、前職で培ったノウハウをアピールできれば整備士として転職することができます。

自動車整備士のなるためには資格が必要

自動車整備士として働くためには国土交通大臣が実施する「自動車整備士技能検定試験」に合格して、資格を取得しておかなければなりません。


自動車整備士の資格の種類

自動車整備士の資格には、1級・2級・3級、特殊整備士の4種類があります。


級が上がっていくにつれて担当できる仕事の範囲が広がり、キャリアアップがしやすくなります。


3級自動車整備士

3級自動車整備士は、


  • 3級自動車ガソリン・エンジン整備士
  • 3級自動車ジーゼル・エンジン整備士
  • 3級自動車シャシ整備士
  • 3級二輪自動車整備士


の4種類に分かれています。


3級を取得している場合は、点検業務や自動車用品の取り付け、オイル交換、タイヤ交換といった仕事を行うことができます。


2級以上とは違い基本的な仕事しか担当することができませんので、整備士としてステップアップするのであれば2級以上を目指すことをおすすめします。


2級自動車整備士

2級自動車整備士には、


  • 2級ガソリン自動車整備士
  • 2級ジーゼル自動車整備士
  • 2級自動車シャシ整備士
  • 2級二輪自動車整備士

の4種類に分類されます。


2級自動車整備士は3級の仕事に加え、自動車メンテナンスや点検、分解整備といった仕事も担当することができます。


転職サイトに掲載されている求人の多くは2級以上を必要資格として明記しているため、2級を取得すると多くの求人に応募できるようになります。


1級自動車整備士

1級自動車整備士は自動車整備士の資格の中でも最上位に位置する資格であり、


  • 一級大型自動車整備士
  • 一級小型自動車整備士
  • 級二輪自動車整備士

の3種類があります。


ただし、2023年時点では一級小型自動車整備士以外は実施されていません。


1級自動車整備士を取得するためには、ハイブリッド車や電気自動車といった車種についての知識や予防安全技術に熟知していなければなりません。


環境問題・安全管理面に関する詳細な法令知識も試験に出題されます。


1級自動車整備士を取得するメリットは、管理職として整備士のリーダーを任せられる機会に恵まれやすいことです。


将来的に管理職を目指すのであれば、1級まで目指すといいでしょう。


特殊整備士

自動車の特定の部品を担当する資格が特殊整備士です。


  • 自動車タイヤ整備士
  • 自動車電気装置整備士
  • 自動車車体整備士

の3種類が存在し、資格によって担当できる部品が異なります。


整備士2もしくは1級を取得すれば基本的な仕事はすべて担当できますが、特殊整備士資格があると、特定の部品のスペシャリストとして多くの整備の現場で重宝されます。


探せる求人の幅が広がりますので、余裕があれば特殊整備士の資格も視野に入れてみるといいでしょう。

自動車整備士の資格を受験する条件

自動車整備士の各級の受験資格は以下の通りです。


  • 自動車整備士3級:実務経験が1年以上ある、機械科などの学校大学卒業であれば実務経験が6ヵ月以上ある
  • 自動車整備士2級:3級資格を取得した上で実務経験が3年以上ある
  • 自動車整備士1級:2級を取得した上で実務経験が3年以上
  • 特殊整備士:実務経験が2年以上ある、自動車整備系の専門学校・認定大学を卒業していれば実務経験が1年以上ある(特殊整備士課程卒業の場合は筆記試験のみ)

自動車整備士の資格は学校や会社などで自動車整備の実務を身につけていなければ、受験することができません。

自動車整備士の資格を取得する方法



未経験から自動車整備士になる方法としては、専門学校に通う、もしくは整備工場で働いて経験を積むことで受験資格を得るのどちらかになります。

専門学校に通う

自動車整備士の専門学校にも年齢制限はなく、何歳からでも入学してスキルを学ぶことができます。


専門学校であれば必要な知識を体系的に身に付けられるので、無理なく整備士になることができます。


国が指定している自動車整備の専門施設を卒業することで自動車整備士3級を取得することができる上、二級自動車整備士の受験資格まで得られます。


その上で自動車整備工場などで3年間勤務すると、自動車整備士1級の受験資格が得られます。

働きながら受験資格を得る

専門学校に通う以外にも、働きながら自動車整備士を目指す方法もあります。


3級の受験資格を得るには、認証工場や指定工場で1年以上勤務しなければなりません。


無資格・未経験から自動車整備士を目指す場合は、未経験歓迎の求人を見つけることが必要です。


自動車整備士の転職市場では年齢制限がなく、何歳からでも求人を探すことができます。


無資格者を採用してくれる会社に転職して、そこからキャリアアップを目指していくことが可能です。

自動車整備士になるにはまずは転職活動から



整備士になる第一歩は転職活動です。

自分で求人を見つける

転職で最も一般的な方法です。


ただし、会社によっては求人を掲載していないところもありますので、注意が必要です。

ハローワークで探す

ハローワークでは年齢制限に関係なく自動車整備士などの求人を掲載しています。


比較的小さい整備工場や町工場などは自社のホームページや転職サイトではなく、ハローワークに求人を掲載していることが多いです。

転職サイトを活用する

自動車整備士の転職で一番役に立つのが転職サイトです。


自動車整備士専門の転職サイトBoonBoonJobでは、非公開求人も数多く掲載されており、希望に合った求人を見つけやすいです。


自動車整備士専門の転職サイトBoonBoonJobでは、専任アドバイザーが在籍しており、転職をしっかりサポートしてくれます。


会社によって自動車整備士の求人に年齢制限があるかなど、細かい傾向を教えてくれます。

まとめ

自動車整備士は年齢制限に関係なく目指すことができます。


最近は人手不足の整備工場も多いので、40代以降でも未経験から転職するチャンスがあります。


整備専門の転職サイトBoonBoonJobでは未経験者向けの求人も数多く掲載しています。


自動車整備士を目指す際は活用してみるといいでしょう。



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