整備士の資格は働きながら取得できる!資格を取得する方法

社会人で無資格でも自動車整備士を目指すことは不可能ではありません。


実際に未経験からでも整備士として転職して活躍している人もいます。


正しいステップに沿って行動すれば未経験からの転職は夢ではありません。


今回は働きながら整備士資格を取得する方法について解説していきます。


整備士資格を働きながら取得する方法



働きながら整備士の資格取得を目指す方法としては、転職して実務経験を積みながら3級を目指す、もしくは専門学校に通いながら必要なスキルを身につけることのどちらかになります。

3級整備士を目指す

無資格から整備士を目指す場合は、はじめに自動車整備士3級を目指すことになります。


3級自動車整備士受験では、一年以上の実務経験があることが受験資格になっています。


自動車専門学校にて自動車整備の知識を学んでいる場合は一年以上の実務経験は不要すが、そうでない場合は整備工場で働いて受験資格を取得しなければなりません。


そのため、専門学校を卒業していない方は、自動車整備会社で働くなどして実務経験を得ることが求められます。


実務経験として認められる職場としては、認証工場もしくは指定工場(民間車検場)の認定を取得しているところが条件になります。


整備士資格取得を目指す際には、これらの認定を受けているか確認する必要があります。


求人を探す際は認定を取得しているか必ず確認しましょう。


なお実技試験については、各都道府県の自動車整備振興会が実施している自動車整備士技術講習所の講習を受講すると免除されます。


講習の期間は約4~6ヶ月となっています。

専門学校に通って資格を取得を目指す

専門学校に働きながら通うのは難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、整備士資格を取得できる夜間学校もあります。


東京都内では東京工科自動車大学校世田谷校が夜間の自動車整備科を開設しており、平日でも仕事を終えた後に通うことができます。


2年制の夜間課程となっており、授業は18時20分以降に開始するため、仕事との両立がしやすいです。


また都内以外では、北海道の札幌科学技術専門学校が夜間の自動車整備士コースを開設しています。


こちらは3年制の夜間課程となっており、修了すると自動車整備士2級を取得することができます。


どちらの夜間学校でも資格取得につながる講義と、仕事に関係している実務講習の機会を提供してくれます。


未経験でも整備工場で働ける

整備工場では未経験・無資格でも担当できる仕事があります。

無資格でもできる自動車整備の仕事

自動車整備士の資格なしでもできる仕事としては、タイヤ交換とエンジンオイル交換の2つが挙げられます。


タイヤ交換の業務の流れは、リフトで自動車を持ち上げ、ホイールカバー・ホイールナット・タイヤを取り外して新しいものに取り替える、というようになります。


エンジンオイル交換の業務のやり方は、リフトで自動車を持ち上げ、ボルトを外し、古いオイルを抜いて、新しいオイルを注入する、といったものになります。


これらの業務は自動車整備工場はもちろん、カー用品店やガソリンスタンドなどでも実施されています。


またこうした業務以外にも、お客様の接客を担当することもあります。


無資格でも募集している求人はある

企業によっては無資格者・未経験者を歓迎しているところもあり、そうした会社に直接応募することができます。


こうした会社では人材育成に力を入れているところが多く、働きながら自動車整備士の資格を取得することができます。


実技試験免除のために自動車整備士技術講習所の講習を受講する場合は、講習にかかる費用を負担してくれることがあります。


整備士の資格なしでも就職先を探す方法

自動車整備の仕事の需要は多く、経験者だけではなく、未経験者も歓迎している企業も多いです。


無理なく整備士としてのキャリアアップを目指すのであれば、こうした会社に転職して実務経験を積んでいくといいでしょう。

企業に直接応募する

企業によっては無資格者・未経験者を歓迎しているところもあり、そうした会社に直接応募することができます。


こうした会社では人材育成に力を入れているところが多く、働きながら自動車整備士の資格を取得することができます。


企業のホームページにある専用窓口にて求人を確認するのはもちろん、求人情報が確認できない場合は問い合わせ窓口から採用の有無を調べるという方法もあります。


ただ数ある自動車整備の会社から、該当するところを見つけるのは難しいです。


人材紹介会社を利用する

人材紹介会社にて自動車整備を行う会社とマッチングしてもらう方法もあります。


利用方法としては、はじめに人材紹介会社に登録し、面談などを通して経歴や希望、条件などを情報を紹介会社に伝えます。


そして紹介会社の担当者が、登録者の情報に合致する会社と登録者のマッチングを行います。


マッチングして選考を通過すると、試用期間を経て採用となります。


ただし転職者を対象とする人材紹介会社が多く、社会経験がない場合は利用できないことがあります。


転職サイトを利用する

整備士の転職で最も役に立つのが転職サイトです。


中でも特におすすめしたいのが整備士専門の転職サイトです。


整備士の求人に特化していることから、通常の転職サイトに比べて整備関係の求人を見つけやすいです。


自動車整備士専門の転職サイトBoonBoonJobでは、非公開求人も数多く掲載されていますので、希望する条件で就職先を見つけやすくなります。


BoonBoonJobでは転職希望者をサポートしてくれる専任のキャリアアップアドバイザーが在籍しています。


応募に必要な履歴書・職務経歴書の添削や面接対策もしっかりと行ってくれます。



またBoonBoonJobでは会社ごとの面接の傾向を詳しく教えてくれますので、面接対策をしっかりと行うことができます。


面接対策はなかなか自分一人で行うことが難しいので、練習する機会をつくれるのはとてもありがたいです。


また内定してそれで終わりではなく、内定者の立場では言いにくい労働条件の交渉も転職サイトが代行してくれます。


労働条件の交渉については個人で行うよりも、求人が掲載されている転職サイトを通して行った方が希望が通りやすいです。


働きながら整備士資格を取得するために必要なこと

働きながら自動車整備士の資格を取得するためには、勉強のモチベーションを高める、整備の仕事にきちんと取り組むということが挙げられます。

モチベーションを高める

働きながら整備士を目指す上で特に重要なことは、モチベーションの維持と向上です。


未経験者ですと、整備工場に転職した方が資格取得するモチベーションを高めやすいです。


同じ職場に経験者がいますので、そうした人たちの働きぶりを見ることで、資格を取得する意欲を高めることができます。

普段の仕事に真面目に取り組む

自動車整備士試験では、実技試験で実際の仕事がどれだけこなせるかが問われます。


働きながら自動車整備士の資格を取得する上で大切なことは、普段の仕事をきちんとこなすことです。


どの級を受験する場合でも実務経験が求められます。


日々の業務を実技試験だと思って取り組むようにしましょう。


整備工場では整備士資格を取得している人がまわりにいますので、わからないことがあれば職場の人に聞いてみるといいでしょう。


資格取得者からのアドバイスは、整備士資格を得る上でとても役に立ちます。


まとめ

自動車整備の資格は働きながら取得することが可能です。


夜間学校に通う以外にも、未経験・無資格でも募集している会社で働くことで受験資格を得ることができます。


無資格でも応募できる求人を見つける上では転職サイトが役に立ちます。


BoonBoonJobでは未経験・無資格でも応募できる求人も多く掲載されています。


働きながら資格取得を目指す際は、BoonBoonJobを活用されることをおすすめします。


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