【内定につながる】整備士の職務経歴書の書き方について
自動車整備士として転職するにあたっては職務経歴書を作成する必要があります。
しかし、どうやって作成したらいいか悩んでいる方も少なくありません。
ただ職務経歴書はポイントさえ押さえれば、それほど苦労することなく作成できます。
今回は整備士として転職するにあたっての職務経歴書の作成ポイントを解説していきます。
整備士の転職で職務経歴書を書くにあたって
整備士の転職活動でも職務経歴書は非常に重要です。
書き始める前に以下のことを押さえておきましょう。
今までのキャリアを振り返る
職務経歴書は、希望する会社に自分のこれまでの経歴をアピールするために必要な書類です。
職務経歴書を書く際には、自分が歩んできたキャリアを一度振り返っておく必要があります。
現在および前職の勤務先がどこであるかという基本的な情報はもちろんのこと、そこでどんな仕事をしてきて、それによってどんな結果が得られたのかなども把握しておきます。
頭で考えるだけではなくて、実際にパソコンのWord機能でメモしたり、ノートに書き出して見たりして言語化してみましょう。
実際に文字で書いて表すことで、内容を具体化することができ、内容を掘り下げやすくなります。
応募する企業が求める人材であるか確認する
職務経歴書は、自分が応募する会社が必要としている人物像に合致しているかをアピールする書類でもあります。
職務経歴書に記載する内容は、基本的に応募する会社が必要とする人物像に即して書くようにします。
自分のこれまでのキャリアを振り返ってみて、自分が転職を希望する会社でも活かせるような経験があれば、記載しておきましょう。
多くの人は転職活動で複数の会社に応募することになると思いますが、同じ書類を使いまわしはNGです。
会社ごとに募集要項や会社の特徴などを調べておき、その会社に合った職務経歴書を作成しておきます。
自動車整備士の職務経歴書とは?
自動車整備士の職務経歴書は転職を成功させる上でとても重要です。
職務経歴書が必要な理由
応募する会社が職務経歴書の提出を求める理由は、応募者がどんな職歴や経験・資格などを持っているか把握するためです。
企業の面接担当者はこれから面接するにあたって、何の判断材料もないと面接を進めることが難しくなります。
そこで職務経歴書を利用することで、応募者の人物像の概要を把握しやすくなり、面接の質問内容を考えられるようになります。
職務経歴書があることで、面接担当者はきちんと面接を進めることができます。
職務経歴書で伝わること
前述したように、職務経歴書は応募者のキャリアを把握するのに役立つ書類です。
それ以上に、応募者がどのような人物であるかをある程度把握しておくのにも役立ちます。
職務経歴書でこれまでのキャリアをきちんと記載しておくことで、自分の人物像を伝えることができます。
人物像が目を通した担当者にきちんと伝わるように、仕事の取り組み方や得られた成果などを詳しく記載していきましょう。
整備士の職務経歴書に記載する内容
整備士の転職で使う職務経歴書に記載する内容は以下の通りです。
日付と氏名
まず職務経歴書を提出する日付を忘れずに記載しておきます。
年の記載方法は西暦(20✕✕年)と和暦(平成✕✕年)のどちらでも構いませんが、統一させておくとわかりやすいです。
職務要約
今までのキャリアでどんな仕事をしてきたのかを簡潔に説明する項目です。
職務要約は、採用担当者が最初に目を通す箇所です。
担当者が目を通してみてこの人に会ってみたいと思わせられるように、自分がこれまでの仕事で身に付けたスキルをアピールしましょう。
職務経歴
職務経歴の項目には、今まで勤めてきた会社を時系列で順番に記載していきます。
働いている、もしくは働いた会社名はもちろん、期間や主な事業内容、従業員数も記載します。
会社名については必ず正式名称で記載するようにしましょう。
詳しい事業内容を忘れてしまった場合は、勤めていた会社のホームページなどを見て確認しておきます。
職務内容の部分に関しては、これまでに経験した業務を箇条書きで記載します。
保有資格
2級自動車整備士など自分が保有している資格を記入しておきます。
業務に直接関係ない資格であっても、自分のスキルをアピールする際に役に立つこともありますので、記載しておくといいでしょう。
自己PR
自分のキャリアを振り返ってみて、応募する会社に役立つ人物であることをアピールします。
自分の実績や身に付けたスキルはもちろん、仕事に対する姿勢や強みなどをアピールすると好印象につながります。
応募する会社にとって魅力的な人物であることをアピールしましょう。
整備士の職務経歴書を作成するポイント
職務経歴書を作成する際には以下のポイントを押さえておきましょう。
パソコンで作成する
パソコンの最大のメリットは手軽に作成できることです。
万が一間違えた箇所があっても、すぐに訂正できますのでとても楽です。
これからの展望も記載する
自己PRではこれからの展望も書いておくと積極性のアピールにつながります。
自分が身に付けたスキルや経験を元に、応募する会社でどのように活躍できるかを記載しておくといいでしょう。
ポジティブな内容を心掛ける
選考において採用担当者は転職希望者の人間性にも着目しています。
自分自身がどんな人間であるかをきちんと伝えることはもちろん大切ですが、自己PRではポジティブな内容を記載して自身の人柄をアピールすることが求められます。
ネガティブな面があったとしても、それをポジティブな表現で言い換えることが重要です。
口数が少ない性格であれば、常に冷静沈着で行動できる、ついつい相手に合わせてしまう性格である場合は、柔軟性があるなどと言い換えます。
自分の性格を堀り下げてみて、長所になる部分を見つけて職務経歴書でアピールしておきましょう。
面接で聞かれることを想定して書く
職務経歴書で書いた内容と実際の人物像が一致していることが重要です。
「常に積極的に行動している」、「どんなことでも好奇心を持って取り組める」といったことが自己PRに記載されているにもかかわらず、面接で採用担当者から「何か質問はありますか」などと聞かれても「特にありません」と返答するとします。
そうすると、この人は自己PRで嘘を書いたのではないかと疑われることになります。
こうした自己PRと実際の会話での矛盾は採用担当者に不信感を与える原因になります。
何が何でも採用してもらおうと噓をついてしまうと、大きな矛盾を突かれてしまいます。
職務経歴書は面接担当者が質問をする際に使用しますので、実際の人物像に矛盾しないことを書くようにしましょう。
まとめ
職務経歴書は、面接担当者が整備士として自社で役に立つかを把握するのに必要な書類です。
実際の面接は職務経歴書に基づいて行われますので、きちんと記載しましょう。
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職務経歴書作成で困った際は、利用してみることをおすすめします。
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