女性でも整備士になれる?働く上で確認するポイントも紹介
整備士と聞くと女性よりも男性をイメージする方は多いと思います。
しかし、近年では女性の整備士も増えてきており、さまざまな現場で活躍しています。
また転職市場でも女性整備士が不利になることはありません。
今回は女性が整備士として活躍できる理由や、職場選びのポイントなどを解説していきます。
女性の整備士はいるのか
実際のところ女性整備士がどれくらいいるのか気になっている方も多いと思います。
女性の整備士も活躍している
自動車整備士と聞くと男性が働いている印象を受ける方もいらっしゃいますが、最近では女性整備士が増えています。
「整備女子」などという言葉が出てくるように、自動車整備の現場でも女性が活躍しています。
女性が働いている整備工場では、男性しかいないというネガティブなイメージを一新でき、女性顧客獲得につながったという意見が多いです。
女性整備士の割合
それでも、整備関係の職場では女性整備士の割合は少ない傾向にあります。
日本自動車整備振興会連合会が毎年実施している「自動車特定整備業実態調査結果の概要」によりますと、令和4年度の整備士の数がは 331,681 人であり、そのうち女性整備士は 10,489 人と報告されています。
調査結果から、整備士数に占める女性整備士数の割合は 3.2%になっています。
このように、女性整備士の割合はまだまだ低いですが、一定の割合で活躍しており、今後も人数が増加することが期待されています。
女性整備士のメリット
求職者だけではなく、企業側としても女性整備士を雇うことにはさまざまなメリットがあります。
そうしたことから、近年では女性整備士は採用されやすくなっています。
真面目に仕事に取り組んでいる
多くの整備工場で女性整備士が積極的に採用されるようになっている理由の一つが、男性以上に真面目に仕事をこなしてくれているからです。
もちろん、男性整備士でもきちんと仕事をこなしています。
しかし、女性整備士の場合は現場の細かいところまで気を配ってくれることが多いです。
例えば整理・整頓・清潔・清掃といった基本的な業務は男性ですと雑になりがちです。
一方で女性の場合は、こうしたちょっとした業務でもきちんとこなしてくれます。
特に清掃は会社のイメージに大きく関わる部分であり、ここをしっかりやっているとちゃんとした会社であるというイメージを顧客に持ってもらえます。
そのため、仕事全体を丁寧にやってくれる存在として整備工場では重宝されています。
手先が器用である
女性整備士の場合、男性と比べて手先が器用なことが多いです。
女性では細かい作業をするのに慣れていることから、整備工場ではセンサー類の配線の修理、室内の用品の取付けといった業務で重宝されています。
狭い箇所の整備については大柄な人よりも、小柄な人が向いています。
そうしたことから、女性は男性以上に整備士として活躍できると言えます。
細かい気配りができる
整備士の仕事では職場内の人とだけ接するだけでなく、多くのお客様と接します。
お客様と接する上で重要なことは細かい気配りができることです。
その人がどんな悩みを抱えていて、どのようなことをすればいいのかを考えることは接客業務ではとても重要です。
女性整備士の場合、男性以上にお客様の共感を大切にしていて、ちょっとしたことでも気づきやすいです。
お客様目線で仕事ができる
上記の通り、整備士はお客様と接する機会も多いです。
お客様と接する上では、その人の目線で仕事ができることが大切です。
女性整備士は男性よりもコミュニケーション能力に長けている場合が多く、どのような要望があるのかを聞き取りやすいです。
女性のお客様ですと女性の方が話しやすいという方が多く、女性整備士の存在は整備工場にとってはありがたい存在となっています。
女性整備士が職場選びで重視すべきポイント
女性が整備士として働く上では職場選びが重要です。
その会社が自分にとって働きやすいかを考えて選びましょう。
女性が働きやすい環境が整っているか
男性主体でやってきたことから、女性が働きにくい環境の会社も少なくありません。
転職活動をする際は、会社の情報を仕入れて、そこが自分にとって働きやすい環境であるか確認しておきましょう。
サポート用の機材が充実しているか
女性は整備士としての適性がありますが、それでも男性に比べて不利な点があります。
それが力仕事です。
自動車の部品の中には女性にとって重いものも多く、そうした部品の取り扱いで困ることがあります。
そうした時に、サポート用の機材が揃っていると女性でも簡単に力仕事をこなすことができます。
職場選びの際には会社が持っている整備を確認し、扱いやすい機材がきちんと揃っているかどうか確認しておきましょう。
女性用の更衣室・トイレはあるか
女性整備士が働く際に確認しておきたいのが、女性用の更衣室・トイレの有無です。
男性が多い職場の場合、女子トイレや更衣室がないということが多いです。
更衣室やトイレは職場での働きやすさに直接関わってくるところですので、事前に会社に確認しておきましょう。
また会社の備品についても確かめておく必要があります。
会社で規定の作業服などがある場合、男性用の作業服しか用意されていないこともあります。
女性用の作業服の有無についても把握しておきましょう。
女性が整備士になる方法
女性が整備士を目指す方法は以下の通りです。
整備士資格を取得する
無資格から整備士に転職する場合、自動車整備士の資格を取得しておくと転職が楽になります。
整備士の資格があると志望動機の形成や自分のやる気をアピールでき、面接で話せる内容が多くなります。
無資格者であればまずは自動車整備士3級を取得しておきましょう。
3級からでも募集している整備工場もあり、無資格である場合に比べて求人を見つけやすくなります。
資格を取得する方法としては、自動車整備士の専門学校に通う、もしくは整備工場で働くことが挙げられます。
国が指定している自動車整備の専門施設を卒業することで自動車整備士3級を取得することができる上、二級自動車整備士の受験資格も取得することができます。
また整備工場によっては無資格者でも応募できるところもあり、実務経験を身につけることで3級の受験資格を得ることができます。
転職サイトを活用する
転職活動を自分一人で行うのは不安という人も多いと思います。
そこでおすすめしたいのが転職サイトです。
整備士の転職に特化した転職サイトであれば、整備士関連の豊富な求人数が掲載されていて、自分が希望する求人を見つけやすいです。
無資格・未経験でも応募できる求人も掲載されていますので、一から整備士としてキャリアアップを目指したい方にもおすすめです。
さらに専任アドバイザーから履歴書の添削や面接のアドバイスなど、さまざまなサポートを受けられます。
面接対策については自分が受ける会社の面接の傾向やそれに合わせた対策をきちんと教えてくれることもあります。
応募先に関する情報を得るだけでも転職サイトは役に立ちます。
まとめ
自動車整備士は人手不足の傾向にあり、男女問わず整備士の需要が高いです。
また最近では働きやすい職場づくりを推進している会社が多く、女性整備士が活躍しやすくなっています。
仕事の丁寧さやお客様との接し方など、女性整備士のメリットは多いですので、車が好きな女性は目指してみるといいでしょう。
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