整備士資格は通信講座から取得できる?主な取得方法を紹介

最近ではさまざまな資格を通信講座を利用して取得するケースが増えてきています。

忙しい社会人にとっていつでもどこでも勉強できる通信講座は心強い味方です。

しかし、整備士にも通信講座はあるのでしょうか。

今回は整備士資格の通信講座の有無や、整備士資格を取得する方法についてご紹介します。


自動車整備士の資格を通信で取れる?

最近では資格試験の専門学校や予備校でさまざまな通信講座が開設されています。


自動車整備士についても同様に通信講座はあるのでしょうか?

整備士には通信講座はない

自動車整備士の国家資格に関しては通信講座を開設している専門学校は存在せず、独学で取得することはできません。


その理由として自動車整備士資格の受験には実務経験が必要なことが挙げられます。


自動車整備士の試験を受験するには自動車整備系や機械工学系の学校を卒業している、もしくは整備工場にて関連する実務を経験していることが求められます。


整備に関する知識は実際に自動車に触れてみなければ身につけることができないため、通信講座で必要な知識を学ぶことは不可能です。


そのため、自動車整備士試験のための通信講座は存在しません。

整備士資格を取得するためには実務経験が必須

例えば自動車整備士3級を受験したい場合、自動車整備系や機械工学系の学校以外を卒業した方以外ですと、1年以上の整備の実務経験が必須条件になります。


ただ実務経験と言っても、どの整備工場でも構わないというわけではありません。


自動車整備士試験の受験資格を満たすためには、「認証工場」または「指定工場(民間車検場)」の認定を受けた整備工場で勤務経験がなければいけません。


いざ自動車整備士試験を受験しようとしても、受験資格がなかったということがないように、受験される方はあらかじめ確認しておきましょう。

通信講座以外で社会人から整備士を目指すには?

通信講座がなくても、社会人から自動車整備士を目指すことが可能です。

3級整備士を目指す

無資格から整備士を目指す場合は、はじめに自動車整備士3級を目指すことになります。


たとえ3級であっても、無資格であるのに比べて応募できる求人数が増えます。


自動車専門学校にて自動車整備の知識を学んでいる場合は一年以上の実務経験は不要ですが、そうでない場合は整備工場で働いて受験資格を取得しなければなりません。


そのため、専門学校を卒業していない方は、まず自動車整備会社に転職して実務経験を得ることが求められます。


専門学校に通って資格を取得を目指す

社会人ですと通信講座以外の方法で資格取得を目指すのが難しいと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、専門学校によっては夜間コースを開設しているところもあります。


東京都内では東京工科自動車大学校世田谷校が夜間の自動車整備科を開設しており、平日でも仕事を終えた後に通学できます。


同校では2年制の夜間課程となっており、授業は18時20分からスタートしますので、仕事との両立がしやすいです。


また都内以外では、北海道の札幌科学技術専門学校が夜間の自動車整備士コースを開設しています。


こちらは3年制の夜間課程となっており、修了すると自動車整備士2級を取得することができます。


どちらの夜間学校でも効率的に知識が学べる講義に加えて、自動車整備の業務に関係している実務講習の機会を提供してくれます。

整備工場に転職してスキルアップするのもおすすめ

専門学校に通学するのが難しい場合は、整備工場で働きながらスキルアップすることが必要です。

未経験でも整備工場で働ける

自動車整備の仕事の需要は多く、経験者だけではなく、未経験者も歓迎している企業も多いです。


近年は人手不足の影響で自動車整備の仕事ができる人材が不足している工場が多いです。


そのため、未経験者であっても転職して一から自動車整備士を目指すことが可能です。


未経験者歓迎という会社であれば人材育成に力を入れているため、働きながら自動車整備士の資格を取得することができます。


無資格でもできる自動車整備の仕事

整備工場では未経験・無資格でも担当できる仕事があります。


未経験からでも担当できる仕事としては、タイヤ交換とエンジンオイル交換の2つが挙げられます。


タイヤ交換の業務の流れは、リフトで自動車を持ち上げ、ホイールカバー・ホイールナット・タイヤを取り外して新しいものに取り替える、というようになります。


エンジンオイル交換の業務のやり方は、リフトで自動車を持ち上げ、ボルトを外し、古いオイルを抜いて、新しいオイルを注入する、といったものになります。


これらの業務は自動車整備工場はもちろん、カー用品店やガソリンスタンドなどでも実施されています。


またこうした整備関係の業務以外でも、接客業務を担当することもあります。

整備士未経験でも転職先を探す方法

自動車整備の仕事の経験がなくても仕事を見つける方法はいくつかあります。


会社に直接応募する

会社によっては直接求人に応募できるところもあります。


会社のホームページにある専用窓口にて求人を確認するのはもちろん、求人情報が確認できない場合は問い合わせ窓口から採用の有無を調べるという方法もあります。


ただ数ある自動車整備の会社から、該当するところを見つけるのは難しいです。


また会社によってはWEBサイトに求人を掲載していないところもあります。


ハローワークを利用する

各地域にある「ハローワーク(公共職業安定所)」では、自動車整備士の求人情報の提供をしています。


ハローワークは年齢層に関わらず気軽に利用することができ、一般的な転職サイトには掲載されていないような求人が掲載されていることもあります。


前述した規模の比較的小さい整備工場や町工場などはホームページや転職サイトではなく、ハローワークに掲載しているところが多いです。


ハローワークは求人を紹介してくれるだけではなく、転職のアドバイスや面接の練習も行ってくれるので、必要に応じて活用してみるといいでしょう。

人材紹介会社を利用する

人材紹介会社にて自動車整備を行う会社とマッチングしてもらう方法もあります。


利用方法としては、はじめに人材紹介会社に登録し、面談などを通して経歴や希望、条件などを情報を紹介会社に伝えます。


そして紹介会社の担当者が、登録者の情報に合致する会社と登録者のマッチングを行います。


マッチングして選考を通過すると、試用期間を経て採用となります。


ただし自動車整備士を対象としている人材紹介会社が多く、無資格・未経験ですと利用できないことがあります。

転職サイトを利用する

整備士の転職で最も役に立つのが転職サイトです。


中でも特におすすめしたいのが整備士専門の転職サイトです。


整備士の求人に特化していることから、通常の転職サイトに比べて整備関係の求人を見つけやすいです。


自動車整備士専門の転職サイトBoonBoonJobでは、非公開求人も数多く掲載されていますので、希望する条件で就職先を見つけやすくなります。


BoonBoonJobでは転職希望者をサポートしてくれる専任のキャリアアップアドバイザーが在籍しています。


応募に必要な書類の作成や面接のアドバイスも行ってくれますので、初めて転職される方でも安心して利用することができます。

まとめ

自動車整備士資格は通信講座で取得することはできませんが、専門学校や転職で実務のスキルを習得することで受験可能になります。


働きながら資格取得を目指す際は自動車整備士専門の転職サイトBoonBoonJobがおすすめです。


未経験歓迎の求人も多く掲載されていますので、自分に合った転職先が見つかります。


 

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